多彩な演技をこなし、演じる役によって見た目も雰囲気も変わるため、「カメレオン俳優」と呼ばれる松山ケンイチさん。
「デトロイト・メタルシティ(2008)」では、ナヨナヨ男子と白塗りのデスメタルバンドマンという、正反対の役を1人で演じたことで話題となりました。その後「ノルウェイの森(2010)」でシリアスな表情を見せたかと思えば、「聖☆おにいさん(2018~2020)」では気弱でちょっぴり天然のイエス・キリストを演じ、その演技の幅はどこまでも広がるようです。
そんな松山ケンイチさんですが、現在は田舎でのんびりスローライフを送っているとの情報が!
そこで今回は松山ケンイチさんの現在について、暮らしぶりや妻・小雪さんと子供たちとの関係を調べました。また、松山ケンイチさんの最新出演作情報についてもご紹介します。
松山ケンイチの現在は?
松山ケンイチさんは現在、田舎に移住したとの情報がありますが、どのような暮らしを送っているのでしょうか。また、松山一家が暮らす田舎町とはどこなのかについても調査しました。
2018年に田舎に一軒家を購入!
松山ケンイチさんは元々、東京と地方をまるで渡り鳥のように行き来する生活に憧れていたそうです。
東京ってすごく気を遣いながら生活をしないといけない場所ですよね。例えば、マンションに住んでいれば、騒音や子どもが走り回る音が近所に迷惑にならないように気をつけないといけない。もちろん、ルールを守るのは当然のことなのですが、そのルールから解放されたところで生活をしてみるのもいいのではないか、と思うようになったんです
(引用:週刊新潮)
この考えには、松山ケンイチさんが青森県むつ市(本州最北端の自然豊かな市)で、のびのびと過ごした幼少期の影響がありそうですね。
そして、家族と地方を旅行する際には、その土地で1ヶ月暮らすという、お試し移住をしてみることに。その結果、最も気に入った「北日本の雪深い村」に2018年に一軒家を買い、家族で移住しました。現在では一年の半分を移住先の村で暮らしているそうです。
松山ケンイチが家を買ったとされる森町とは?
ここで気になるのが、松山ケンイチさんが家を買ったという「北日本の雪深い村」とは、どこかということですよね。
この村については、はっきりとどこかは明かされていません。しかし、北海道の茅部郡森町のお祭りで目撃情報があったことから、森町に住んでいると言われています。
地図で見てみると、森町は北海道の中でも最南端の函館に近く、海を渡れば松山ケンイチさんの故郷である青森県むつ市があります。森町が故郷に近い場所であることからも、森町に住んでいる可能性は高そうですね。
現在は一年の半分を農業をして過ごす日々
雪深い村で、松山ケンイチさんは一年の半分を過ごしているそうですが、具体的には何をして過ごしているのでしょうか。
週間新潮のインタビューによると、家の前にテニスコートより少し小さい程度の畑を作り、野菜作りを楽しんでいるようです。
俳優が本業の片手間にしている野菜作りと言うと、家庭菜園程度に思うかもしれません。しかし、松山ケンイチさんはインタビューで作っている野菜について、以下のように語っています。
せっかくなら野菜を育てたいという思いがあって、育てやすい時期に村に向かいます。いろんな野菜に挑戦していますよ。ニンジン、大根、枝豆、ネギ、小松菜…。去年は知人のビニールハウスを借りて、ミニトマトを栽培しました。それをトマトジュースにして、撮影の時に差し入れていました
(引用:週刊新潮)
なんとビニールハウスを借りてミニトマトを作るという、かなり本格的な野菜作りをしているようです。農業については、近隣の住民に教えを請い、基礎から勉強しているようで、真面目で何事にも一生懸命になる人柄であることが分かりますよね。
さらに、インタビューでは松山さんが「肉」について、狩りから食卓に並ぶまでに興味を持っていることも明らかになりました。住んでいる村には松山さんが師匠と呼ぶ老猟師がおり、動物を狩ってさばいて食べるまで、命を頂くという行為の一連の流れについても学んでいるようです。
また、自宅近くの川で釣りをして、釣った川魚を家族で食べることもあるとか。釣れる魚はイワナやヤマメなど、水がきれいな場所にしか生息できない魚で、松山さん一家が住む村がどれほど自然豊かであるかが分かります。
妻・小雪や子供との関係は?
【女優】小雪 事務所を退社していた!スローライフ志向で田舎に移住か https://t.co/UKTXoNXfhT pic.twitter.com/sktnza2iPx
— そくそく速報 (@jagata_kun) July 1, 2020
田舎暮らしをエンジョイしている松山ケンイチさんですが、一緒に暮らす家族はどう思っているのでしょうか。
小雪も田舎暮らしに賛成
松山ケンイチさんの妻である女優の小雪さん。和風美人な女優として、ドラマ「君はペット」や「リーガルハイ」、映画「ラストサムライ」や「ALWAYS 三丁目の夕日」に出演しました。
そんな小雪さんは、実は2020年の2月末に、13年間所属していたエイベックス社を退社していたのです。
退社の背景には小雪さんにもスローライフ志向があったことが、女性自身が行った知人へのインタビューで明らかになりました。
小雪さんと夫・松山ケンイチさん(35)は最近、自然豊かな土地でのスローライフに強い関心があるそうで、雪深い地域に別宅を持っていると聞いています。もちろん2人とも俳優業を続けていきますが、将来的に本格移住も考えているといいます。現在8歳の長男、7歳の長女、4歳の次男の3人の子供たちの子育てという点でも、田舎暮らしのほうが最適なのではないか、と。今回、小雪さんが大手事務所を離れたのも、将来を見据え、もっと自由に仕事を調整できる準備の一環だったようです
(引用:女性自身)
さらに小雪さんは、2019年12月の映画の完成披露試写会で最近の家族のライフスタイルについて、以下のように語っています。
今年から半分田舎生活というのを始めています。自分たちの生活の中に食べるものや生き方も含め、ゴミを捨てないように生きるとか、そういうことがどういうことか体験できるように、地方で半年住む生活を始めたところです
(引用:女性自身)
このことから、小雪さんも畑を耕してのんびり暮らす田舎での生活に賛成していたことが分かりますね。
自然が多い環境が子育てに良いと田舎を絶賛
松山ケンイチさんと小雪さんの間には、8歳、7歳、4歳(2020年当時)の3人の子供がいます。
松山さんは村で子供たちと虫捕りや魚釣りなど、自然豊かな土地ならではの遊びをして楽しんでいるとか。また、野菜作りや狩りの様子など、都会では見られない命の巡りを見せることで、子供たちに良い影響があると考えているようです。
ちなみに学校はどうしているかというと、区域外就学制度を使い、村にいるときは村の学校に通っているそうです。
松山ケンイチの最新作情報
深い余韻を残す濃密なヒューマンドラマを描く新作映画3作品をご紹介! https://t.co/d5uBEDRzUh #映画board #映画
— eiga_board (@eiga_board) February 9, 2021
一年の半分を田舎で過ごす一方、残りの半分で仕事をこなす松山ケンイチさん。そんな松山さんの最新出演情報を見てみましょう。
映画「ブレイブ」出演(2021年3月12日公開予定)
「ブレイブ」は、ひょんなことから戦国時代の桶狭間の戦いの直前にタイムスリップしてしまった主人公・蒼(新田真剣佑)を含む高校生たちが、仲間と戦国時代を生き抜きながら元の世界に戻る方法を探すというストーリー。
松山ケンイチさんは、桶狭間の戦いで奮戦した戦国武将・織田信長を演じます。史実では暴君とも言われ、冷徹無比とされる織田信長をどのように演じたのか気になりますね。
映画「BLUE/ブルー」主演(2021年4月9日公開予定)
松山ケンイチさんが主演を務める今作は、ボクシングが題材の青春映画。どれだけ努力しても才能がなく、試合に勝てない主人公・瓜田と、才能あふれる後輩の小川(東出昌大さん)。瓜田の初恋の人であり、小川の恋人である千佳(木村文乃さん)との3人の嫉妬、憧れ、友情、恋など様々な想いが交差する感動作です。
松山ケンイチさんはなんと、今作のために2年もの歳月をかけて役作りをしたとのこと。ボクサーとして完璧に作り上げられた身体にも注目です。
まとめ
松山ケンイチさんは現在、東京と田舎の村での二重生活を送っているようです。田舎では農業を学び、子供たちと自然の中で遊んでと田舎暮らしがすっかりお気に入りのよう。
妻である小雪さんも元々スローライフに関心があったとのことで、家族で楽しく過ごしているようですね。
インタビューによると、今後も東京と地方を行き来する生活を続けるそうです。
のんびり田舎暮らしをする一方、話題の映画「BLUE/ブルー」で主演を務め、俳優としての仕事も精力的にこなす松山ケンイチさん。これからの活躍からも目が離せませんね。
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