【ジブリパーク】愛知で22年秋開業!トトロなど世界観を完全再現

愛・地球博記念公園 国内ニュース

「となりのトトロ」や「天空の城ラピュタ」「千と千尋の神隠し」など、数々のアニメ作品を生み出してきたスタジオジブリ

千と千尋で千尋が迷い込んだ不思議な町や油屋、ラピュタの天空都市、ハウルの動く城など、ジブリの独特の世界観に憧れた人も多いでしょう。

そんなジブリの世界観を完全再現したジブリパークが、2022年秋に愛知県にオープン予定です!今回はジブリパークについて、広さやどのようなエリアがあるのかなど、2021年2月までに発表されている最新情報をお届けします。

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ジブリの世界がそのまま愛知にやって来る!

ジブリ風の森

*画像はイメージです

ジブリパークは愛知県長久手市にある「愛・地球博記念公園」にオープン予定のテーマパークで、ジブリの中でも人気作品の世界観を味わうことができます

例えば、「もののけ姫」の主人公であるアシタカが育った村や、「ハウルの動く城」に登場する巨大な動くガラクタ城などが精巧に再現されるので、まるで作品が現実世界に現れたように感じることができるでしょう。

ジブリパークの広さはどのくらい?

広大な土地

*画像はイメージです

ジブリパークのエリアの内容も気になりますが、広さはどの程度なのかも気になりますよね。ジブリパークが開業予定である「愛・地球博記念公園」は全体の広さが約194haです。他と比べるとどの程度の規模なのでしょうか?日本にある有名なレジャー施設の面積を見てみましょう。

ディズニーランド 51ha
ディズニーシー 49ha
ユニバーサルスタジオジャパン 47ha
ハウステンボス(テーマパークとしては日本最大) 152ha

なんと「愛・地球博記念公園」は、ディズニーランドとシーを合わせた100haの約2倍もの広さがあるのです!

その全てがジブリパークになるわけではありませんが、仮に半分がジブリパークになるとしても、ディズニーランドより広大な施設になるので、期待が膨らみますね。

ジブリパークは今後も拡張していく可能性が高い!

現在すでに広大な土地での建設が進んでいるジブリパークですが、2018年に愛知県の大村知事が以下のような会見をしています

大村知事は記者会見で「第1期として5つのエリアを作り込みたい」と語った。一方でジブリパークは「何年たっても完成しない」とも述べ、開業後も更新や拡張を進め、高い集客力を維持したい考えを示した。

(引用:日本経済新聞)

この会見後、5つのエリアのうち3つは第一期である2022年秋、残り2つは第二期の20203年中の開業予定になることが明らかになりました。まだまだエリアテーマになっていない作品も多いため、今後第三期、四期と更新や拡張がある可能性は十分にありますね

現在発表されている5つのエリア構成

現在発表されている5つのエリアの特徴をご紹介します。

第一期(2022年秋)オープン予定の3つのエリア

2022年秋には「ジブリの大倉庫エリア」「青春の丘エリア」「どんどこ森エリア」が誕生予定です。

ジブリの大倉庫エリア

千と千尋の神隠しのような台湾の街並み

*画像はイメージです

常設展示室、企画展示室、映像展示室と、ジブリ作品が大結集する「ジブリの大倉庫エリア」

このエリアには、遊び場や売店、喫茶も整備される予定です。食堂街は「千と千尋の神隠し」に登場する、主人公の千尋が迷い込んでしまった街並みが再現されるとの情報があります。怪しげでカラフルな看板が立ち並ぶ道は、歩くだけでもワクワクしそうですね!

青春の丘エリア

耳をすませばのモデル地

*画像はイメージです

「青春の丘エリア」ジブリのメインゲートとして、平成初期の住宅地をイメージして誕生します。甘酸っぱい中学生の恋を描いた「耳をすませば」に登場するアンティークショップ「地球屋」や、助けた猫の恩返しから巻き起こるドタバタ劇「猫の恩返し」「猫の事務所」が整備予定です。

また、このエリアにあるエレベーター棟は、ハウルの動く城などの背景となっている19世紀末の建築物風になるようです。

どんどこ森エリア

苔とどんぐり

*画像はイメージです

ジブリ作品の中でも、高い人気を誇る「となりのトトロ」。元々「愛・地球博記念公園」には、トトロの主人公である姉妹が暮らした家を再現した「サツキとメイの家」がありました。

どんどこ森エリアは、このサツキとメイの家を受付所に改装し、裏山の森を散策路として再整備する予定です。もしかしたら、映画のように本当にトトロに出会える小路が見つかるかもしれませんね!

ちなみにどんどこ森の名前の由来は、サツキとメイがトトロからお土産にもらった木の実の芽を生やす時に踊った踊りからだそうですよ。

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第二期(2023年中)オープン予定の2つのエリア

2023年中には「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」がオープン予定です。

もののけの里エリア

里山の風景

*画像はイメージです

「もののけの里エリア」は、エリア名の通り「もののけ姫」をテーマとしたエリアです。主人公・アシタカの住むエミシの村や、エボシが作ったタタラ場が再現されます。

このエリアは、県民協働により里山づくりを行うエリアである「あいちサトラボ」と一体となっていて、炭焼きやもののけ姫の作中に登場するタタラ場の体験ができる予定となっています。古き良き日本の日常をぜひ体感してみてくださいね。

魔女の谷エリア

ドイツの古民家

*画像はイメージです

魔女の谷エリアには、新米魔女の旅立ちと自立を描いた「魔女の宅急便」と、呪いで老婆になってしまった主人公ソフィーと天才魔法使いハウルの恋の物語「ハウルと動く城」をテーマにしたアトラクションやレストランが登場予定です。

魔女の宅急便の主人公・キキが住んでいた「オキノ邸」と庭園や、ハウルやソフィー、仲間たちが暮らした動く城、さらにソフィーがさまよった「荒地」など、見どころがたくさん!

ヨーロッパベースのおしゃれな街並みと、不思議な魔法空間を楽しめるでしょう。

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ジブリの世界を体験できると言えば「三鷹の森ジブリ美術館」も忘れずに!

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ジブリのテーマパークと言えば、三鷹の森ジブリ美術館も忘れてはいけません。三鷹の森ジブリ美術館は、東京都三鷹市にある、井の頭恩賜公園の森の中にあります

「美術館」と銘打ってはいますが、通常の美術館のように作品をただ見るだけではなく、例えばトトロに登場する猫バスに乗ったり、ゾートロープ(立体回転アニメーション装置)でアニメの原理が見られたりと、ジブリの世界を”体感”することができます

また、館主でありスタジオジブリの監督でもある宮崎駿さんが、「ジブリのいままでの作品の絵が並んでいる「おもいで美術館」にはしたくない」と語るように、常に新しい展示やイベントが開かれているので、何度訪れても飽きることがありません。

三鷹の森では、オリジナルの短編映画が上映されていたり、宮崎駿館主と美術館がおすすめする絵本を読むコーナーがあったりと、ジブリパークとはまた一味違った「ジブリ」を感じることができます。

ジブリパークの建設時に、ジブリの鈴木敏夫プロデューサーも、三鷹の森ジブリ美術館とジブリパークの違いについて、以下のように述べています。

ジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「三鷹の森」と今回の施設について「規模がまるで違い、比較対象にならない」としたうえで、「美術館はアニメの色々なセットを楽しんでもらう。今回は公園で、こっちは大きい」と説明する。

(引用:日本経済新聞)

ジブリパークの開業が待ちきれないという人は、ぜひ三鷹の森ジブリ美術館を訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に2022年秋にオープン予定のジブリパーク。現在発表されている5つのエリアは、それぞれしっかりと作品の雰囲気が活かされていて、大人から子供まで楽しむことができるでしょう。

さらにエリアは今後も増える可能性は十分にあります。今後の行方にも注目です!

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