応募への返信が来ないのはライターあるある?現役ワーカーの実情と対策を公開!

応募への返信が来ないのはライターあるある?現役ワーカーの実情と対策を公開! クラウドワークス

こんにちは!webライターのkanaです。

「クラウドワークスやランサーズでライターデビューをしたけど、応募に返信がない」と悩んだことはありませんか?

応募文を一生懸命考えて送ったのに、一向に返信が来ないと「これは選考に落ちたってことなのかな?」「見落とされちゃったのかな?」と不安になりますよね。また、次の仕事に応募するべきかどうかも迷ってしまうでしょう。

そこで今回は、一時メディアサイトの採用担当をしていた私、kanaが、クラウドワークスやランサーズなどで応募文に返信が来ないという時の原因や対策、選考に通りやすい応募文の例文をご紹介します。

また、ライター歴1年数か月で、2020年の1月にクラウドワークスでプロクラウドワーカー認定をもらった私の、現在の応募への返信状態も赤裸々に公開しちゃいます!

プロの称号をもらっていても選考落ちはあるある?!

ソファで悲しむ女性

私、kanaはライターを始めて約1年数か月が経ち、今年の1月にクラウドワークスで「プロクラウドワーカー」の認定を受けました。

プロクラウドワーカーになると、プロフィールにプロ認定のアイコンが付き、スカウトの数が増えたり、仕事が取りやすくなったりするメリットがあります。

プロ認定をもらってから、確かにスカウトの数は増えましたし、応募文に「プロ認定をもらいました」と記載することで仕事の受注率も上がりました。

とは言え、全ての応募が通っているわけではありません。大体5件に2件は選考で落ちているのが現状です。ただ、今はコロナウイルスの影響で経済が不安定なため、音信不通になってしまう確率は上がっている感じはします。

こんな感じでプロクラウドワーカーの認定をもらってはいても、選考で落ちることもあります。あなたも「クライアントから連絡が来ない・・・!」ということがあっても、ひどく落ち込む必要はありませんよ。

そんな時は時間が勿体ないので、迷わず次の案件へ応募しましょう!

応募しても返信が来ない原因とは?

木製ブロックに書かれたHWY

応募に対して返信が来ないのは、クライアント側の都合である可能性もありますが、ワーカー側(私たちライター)の問題である可能性もあります。

ここでは応募に対して返信が来ない時の3つの原因を紹介します。

①募集文に書かれている条件を満たしていない
②募集条件とは異なる条件で応募している
③応募文がコピペ文

あなたも意外と当てはまっていることがあるかもしれません。一度チェックしてみてくださいね。

①募集文に書かれている条件を満たしていない

募集文をしっかりと読むことはワーカーの鉄則ですが、実はこれが出来ていないワーカーは意外と多くいます

例えば募集文に

「応募の際は以下の質問への回答をご記入の上ご応募ください。
1、専業ライターか兼業ライターか
2、週何時間ほど稼働可能か
3、継続での依頼は可能か」

とあるのに関わらず、回答を書かずに応募するワーカーがいます。

仕事に応募する際は、クライアント側から応募文に記入する事柄の指定が無いかしっかり確認しましょう。

②募集条件とは異なる条件で応募している

募集文にはクライアント側から応募条件が書かれている場合があります。しかし、この条件に当てはまらないのに応募するワーカーも少なくありません。

例えば「週最低10時間は稼働可能な人」と条件があるのに「週5時間は稼働可能です」と応募する人。

クライアントとしては最低でも週に10時間働いて欲しいのに、最低時間より短い時間しか稼働できない人では困りますよね。

また「初心者不可」とあるのに、「初心者ですが頑張ります!」と応募する人もいます。熱意が伝われば、もしかしたら雇ってもらえるかもしれませんが、これも選考落ちする可能性の方が高いです。

どうしても応募したい案件ならば、タスクなどすぐに承認される仕事をこなし、実績を作ってからにしましょう。

③応募文がコピペ文

クラウドソーシングで仕事を取ろうと思うと、何件もの案件に募集文を送りますよね。そのため、いちいち募集文を書くのが面倒だからと、基本のプロフィールを記載したコピペの応募文を使う人も多いでしょう。

コピペの応募文を送ること自体は問題はありません。むしろ時短になるので推奨します

では何が問題かというと、コピペ文”だけ”で応募することです。クライアントは、多くの応募者の中から「この人に仕事を頼みたい!」という人を選びます。

クライアントも人間なので、同じくらいのライティング能力があるライターが数人いて、その中から1人を選ぶのなら、仕事に対する情熱が垣間見えるワーカーを雇いたいと思うもの。また、そのライティング案件に関係する資格などを持っている人がいれば、記事の専門性が高まるのでその人を雇うでしょう。

そのため、当たり障りのない基本情報だけが書かれたコピペの応募文では選考が通りにくいのです。ライター歴や週の稼働可能な時間など、基本的な情報はコピペで構いませんが、応募文の冒頭ではなぜその仕事に応募しようと思ったのか、動機を書くようにしましょう。

またライティング内容に関係する資格を持っていたり、関係する職の就業経験があるなどアピールポイントがあったりするのであれば、些細な事でも構いませんので書いておきましょう。

選考で通りやすくなる応募文のポイントとは?

付箋に書かれたcheck

ここまでご紹介した注意点を読んでみて「注意点には気を付けているのに、なかなか選考に通らない・・・」と思ったのであれば、応募文の書き方を工夫してみましょう。

応募文は書き方次第で、選考がグッと通りやすくなることがあります。ここでは選考に通りやすくなる応募文について、以下の4つのポイントを解説します。

①応募文にはその案件に関係する情報のみを書く
②仕事の実績は求められなくても提出する
③実績が無ければポートフォリオを作っておく
④「頑張ります」「期限は守ります」はアピールポイントにはならない

①応募文にはその案件に関係する情報のみを書く

たまに自分の事や力量を知ってもらおうと、これまでの経歴を長々と応募文に書く人がいますが、実は逆効果です。

私は以前、メディアサイトの応募への返信と選考の仕事をしていました。

そして上司からは、長々とこれまでの経歴や志望動機が書いてある文章は、丁寧でもむしろ「必要情報以外も書いている=冗長な表現が多い=ライター能力が低い」ということで選考対象から外すよう指示を受けていたのです。

実際、そういった長々とした応募文は読みづらく感じました。

応募文には簡単な経歴や志望動機は書くべきですが、簡潔にまとめましょう。これまでどんな仕事をしてきたのかなど経歴の詳細はプロフィールに書くだけで充分です。

②仕事の実績は求められなくても提出する

大抵の募集では「これまでの実績があれば記事URLなどを記入してください」と実績の提出を求められますが、実績の提出を求めないクライアントもいます

このような場合にそのまま実績を出さない人がいますが、クライアントから求められなくても実績を提出した方が、審査を通過できる確率が高いです。

実績を提出する際は、応募ジャンルに近い記事があればそれらを送りましょう

③実績が無ければポートフォリオを作っておく

先ほど②で「仕事の実績は求められなくても提出する」ことを説明しましたが、中にはライターを始めたばかりで実績がまだ無いという人もいるでしょう。

そんな人はポートフォリオを作っておくことをおすすめします。ライティングなどの仕事でのポートフォリオとは、ざっくり言えば「見本」です。実績はなくても「こんな文章が書けますよ」と見本を提示することで、自分のライティング能力を相手に示すことができるのです。

ポートフォリオは出来れば3000字程度が好もしいです。最低でも1000文字は書くようにしましょう。内容は最初は自分の好き・得意なテーマで構いません。とりあえず自分の文章力を相手に示せるように「記事」を書いてみましょう。

④「頑張ります」「期限は守ります」はアピールポイントにはならない

意外に思うかもしれませんが、応募文に書きがちな「一生懸命頑張ります」「提出期限は必ず守ります」という言葉はアピールポイントにはなりません

なぜなら、一生懸命頑張ることも、提出期限を守ることも、仕事をする上で当たり前だからです。

当たり前のことを応募文に書くことは、文章を無駄に長くしてしまうので書かない方が良いでしょう。

こんな応募文が望ましい!応募文の例文を紹介!

パソコンと小物

ここまで色々と注意点やポイントを書いてきましたが、最後に全てをまとめた上での理想的な応募文の例文をご紹介します。

どんな提案にも使いやすい内容だと思うので、なかなか選考で通れないという人は細部は自分仕様に変えつつ、ぜひ使ってみてくださいね。

・挨拶
初めまして、ライターの○○と申します。
こちらのお仕事にぜひ応募したく、ご連絡致しました。

・プロフィール

例文1:私は携帯ショップで5年勤務した経験があり、利用料金のシステムなどに詳しいです。そのため、今回御社が募集されている「格安SIMについての記事」で、今までの経験を活かした記事の執筆が可能です。

例文2:私は現在2歳と5歳の育児をしており、御社が募集されている「子育てについての記事」で実体験を含めた記事の執筆が可能です。

例文3:私は以前別のメディアで節税について執筆の経験があり、知識を得ておりますので、今回御社が募集されている「節税についての記事」の執筆は得意分野です。

(ここでは注意点やポイントでも解説しましたが、その案件に関わりあることだけを簡単にまとめ、自分の強みをアピールしましょう。)

・過去の実績/ポートフォリオ

参考にこれまでに執筆した記事の一部を添付致します。
(過去記事のURLを貼ります。ポイントでも解説しましたが、なるべく応募案件に近いジャンルの記事にしましょう。)

(もし過去の実績がない場合は、以下の文章にポートフォリオのファイルを添付してください。)
現在実績として提出可能な記事がありませんので、ポートフォリオとして○○についてまとめた記事を添付致します。ご確認頂けますよう、お願い申し上げます。

・週/月に稼働な時間・連絡可能な時間帯・執筆可能な記事数

例文:週に15時間程度は執筆可能です。〇〇字(募集している記事の文字数目安)程度の記事でしたら、月に〇〇本は執筆できるかと思います。また、日中は本業がありますので、連絡は基本的に夕方から夜にかけてとなります。ご了承頂けますよう、お願い申し上げます。

・締めの言葉
何卒ご検討のほど、宜しくお願い申し上げます。

私は普段、このような感じの募集文で応募しています。もちろん、クライアントから応募文に書いて欲しい内容の指示があれば、漏れの無いように記載してください。

まとめ

クラウドソーシングで応募文へ返信が来ない原因と対策、採用率の上がる応募文の例文をご紹介しました。

クラウドソーシングでは例えプロ認定を受けたライターでも、選考に落ちることは少なくありません。まして初心者の人は落ちることがほとんどです。私もクラウドワークスに登録したての頃は10件中9件は落ちる有り様でした・・・苦笑

しかし、応募文を工夫することで受注率を上げることができました。「応募になかなか返信が来ない・・・」と悩んでいるのなら、まずは採用の肝である応募文を見直してみてくださいね。

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